8月の重い病と小さな冗談のような出来事
- CITY LIGHTS A.I.R.
- 2017年8月27日
- 読了時間: 3分
今年ももれなく…
FUJIの病ことフジロスになりました!
へへへへへ…しょうがないですね。
ちなみに(誰も聞いてないでしょうが)この記事は2015年のMUSEを見ながら書いています。普段音楽の話し始めるとヒートアップして「こいつキモチワルッ」ってなる可能性が高いのでFUJIの事は聞かれない限りはある程度は自粛するので、ここを使ってちょっと書いてみます。
はーーーーーーーーー
音楽ってほんと素晴らしいですね。
よく皆さんに「ゆっくりお休み楽しみましたか?」って聞かれますが、答えはこうです。
「冗談みたいに疲れ果てています」
けっこう自分でもひくほど全力で周り切っちゃうタイプなのでご飯を食べる時以外はほとんど座りません。フジでは通称「早番(昼組)・遅番(夜組)」などと呼ばれるなんとなくの住み分けがあるんですが私のようなタイプは「通し」です。例年行っている人たちは分かると思うのですが、 ゲート付近でこれから最後のステップ踏みに行こうとしている遅番の人とすれ違うと、心のなかでは「タスキを渡すぜ…(灰になれ)」みたいな気持ちになります。
でもそれやってんの朝4時なんですけどね…
気持ち悪いですねえ笑
そんな気持ちわるい5日間を過ごしているおかげで、重い病。
ところでタイトルには「8月の」重い病と書きましたが(FUJIは7月末)サニーデイサービスというバンドの名曲『サマー・ソルジャー』の一節からの引用です。
今年の1日目昼前にはすでにカッパを着る覚悟ができていたんですが、曽我部さんが「晴れると思ったよ」と思わず言っちゃうくらいタイミングよく晴れ間が広がって、その瞬間うわぁぁぁっと、青春時代の、あおっくさくて枯れた井戸のように音楽を欲していた、いなかくっさい私が全部肯定的にパァーーーーンンッと跳ねて、
泣きました。
泣きましたよ、ええ。すばらしかった。
昔、ロキノンかなんかで曽我部さんが(私の記憶ですが)「全然普通の平穏な時に覚醒するような瞬間があると思う。ずっとツラいとかずっと楽しいとかじゃなく普通に過ごしてて、その中でふとすばらしい瞬間っていうのがある。」というような事を話していてですね。ほんとうにそれ、と思いました。
普段から重く悩んだりすることがなくても、やっぱりグラグラしてるなあっていう時はあるし眼がしっかり開かないなあっていう時はいつでもそのすばらしい瞬間に放り投げてくれる、そういう事が音楽はできるね。『サマー・ソルジャー』貼っておくのでどうぞ聴いてください。
ほんとはフジの時にちょっとだけ撮ったブレブレの動画もあるんですが、それは貼っていいのかわかんない、いいんですか?
今回サニーデイを見ることにしたのは実は友人であり髪を切っているケンちゃんがドラムを叩いているからです。フジに行くとだいたい新しいものを聴きたくなって青春の音をないがしろにしがちだったんですが、おかげで本当に根っこにある気持ちのいい瞬間と再会できました。
彼は今サニーデイや銀杏BOYZなどで叩いていますが、本人のバンド『classics』も、言葉にしたらどんどん逃げていきそうな、小さな火花みたいなものを感じさせてくれる良いバンドだと思うので、聴いてみてください。
どんどんひたすら続けられそうですが、一応お知らせの分も書かなきゃなのでまとまりのないまま終わりにしちゃおうかな。書いてる間にも、ついついYOUTUBEをディグりつづけてしまい…
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